令和5年度大学入学共通テスト本試験「数学Ⅰ・数学A」を、解説を補いつつ解きたい思います。
本記事は、試験問題に関して数学的な解説を行うものです。誤り等を見つけた場合はコメントでご指摘いただけると助かります。
実際の問題や正解を確認したい方は、大学入試センターのサイトより、以下のページをご覧ください。
※ リンク先のページの表で「数学→数学1→数学I・数学A」と進んでください。
※ 直近3年分の試験問題は、同じく大学入試センターの こちらのページ にあります。
この年の数学I・数学Aの科目選択者は346,628名で、平均点は55.65点です。(大学入試センターより)
第1問(必答:30点)
[1] 数と式
まず、不等式 \(|x+6|\leq2\) は $$-2\leq x+6\leq2$$ と変形できる。この各辺から \(6\) を引くことで $$-2-6\leq x\leq2-6$$ すなわち
\begin{align}
\fbox{\(-8\)}\leq x\leq\fbox{\(-4\)}\tag{1}
\end{align}を得る。
次に、不等式 \(|x+6|\leq2\) において $$x=(1-\sqrt{3})(a-b)(c-d)$$ とすると、式 (1) より
\begin{align}
-8\leq (1-\sqrt{3})(a-b)(c-d)\leq-4
\end{align}となる。この各辺に正の数 \((1+\sqrt{3})\) をかけると
\begin{align}
-8(1+\sqrt{3})\leq-2(a-b)(c-d)\leq-4(1+\sqrt{3})
\end{align}となり、各辺を \(-2\) で割ることで
\begin{align}
\fbox{\(2+2\sqrt{3}\)}\leq (a-b)(c-d)\leq \fbox{\(4+4\sqrt{3}\)}
\end{align}を得る。
今、問題文の ①、② より
\begin{align}
\begin{cases}
(a-b)(c-d)=4+4\sqrt{3}\\[5pt]
(a-c)(b-d)=-3+\sqrt{3}
\end{cases}
\end{align}すなわち
\begin{align}
\begin{cases}
ac-ad-bc+bd=4+4\sqrt{3}\\[5pt]
ab-ad-bc+cd=-3+\sqrt{3}
\end{cases}
\end{align}であるので、共通して現れる \(-ad-bc\) を消去するために第一式から第二式を引くことで
\begin{align}
ac-ab-cd+bd=7+3\sqrt{3}
\end{align}すなわち
\begin{align}
(a-d)(c-b)
&=\fbox{\(7+3\sqrt{3}\)}
\end{align}を得る。
[2] 図形と計量
(1)
(i)
\(\triangle{\rm ABC}\) について、\({\rm AB}=6\) であって、外接円 \({\rm O}\) の半径は \(5\) である。よって、正弦定理より
\begin{align}
\sin\angle{\rm ACB}
=\frac{6}{2\times5}
=\fbox{\(\displaystyle \frac{3}{5}\)}
\end{align}となる。また、\(\angle{\rm ACB}\) が鈍角より \(\cos\angle{\rm ACB}\) は負である。よって、$$1-\left(\frac{3}{5}\right)^2=\frac{5^2-3^2}{5^2}=\frac{4^2}{5^2}$$ より
\begin{align}
\cos\angle{\rm ACB}=\fbox{\(\displaystyle -\frac{4}{5}\)}
\end{align}を得る。
(ii)
\(\triangle{\rm ABC}\) の面積が最大になるのは、直線 \({\rm AB}\) と点 \({\rm C}\) の距離 \({\rm CD}\) が最大になるときであって、それは点 \({\rm C}\) における円 \({\rm O}\) の接線 \(l\) が直線 \({\rm AB}\) と平行になるときである。このとき、直線 \({\rm CD}\) は接線 \(l\) と直交するので、円 \({\rm O}\) の中心を通り、線分 \({\rm AB}\) を垂直に二等分する。
よって、\(\triangle{\rm OAD}\) は \(\angle{\rm ODA}=90^\circ\) の直角三角形で、\({\rm OA}=5\) かつ \({\rm AD}=3\) なので、三平方の定理より $${\rm OD}=\sqrt{5^2-3^2}=4$$ である。これより、
\begin{align}
\tan\angle{\rm OAD}=\frac{\rm OD}{\rm AD}=\fbox{\(\displaystyle \frac{4}{3}\)}
\end{align}となる。このとき、\(\triangle{\rm ABC}\) の面積は
\begin{align}
{\rm AB}\times{\rm CD}\times\frac{1}{2}
&=6\times(5+4)\times\frac{1}{2}\\
&=\fbox{\(27\)}
\end{align}である。
(2)
まず、\(\triangle{\rm PQR}\) において、余弦定理より
\begin{align}
\cos\angle{\rm QPR}=\frac{8^2+9^2-5^2}{2\times8\times9}=\fbox{\(\displaystyle \frac{5}{6}\)}
\end{align}となる。ここで、\(\triangle{\rm PQR}\) の面積を求めるために \(\sin\angle{\rm QPR}\) を計算すると
\begin{align}
1-\left(\frac{5}{6}\right)^2=\frac{6^2-5^2}{6^2}=\frac{11}{6^2}
\end{align}より \(\displaystyle \sin\angle{\rm QPR}=\frac{\sqrt{11}}{6}\) である。これより、\(\triangle{\rm PQR}\) の面積は
\begin{align}
\frac{1}{2}\times{\rm PQ}\times{\rm PR}\times\sin\angle{\rm QPR}
&=\frac{1}{2}\times8\times9\times\frac{\sqrt{11}}{6}\\
&=\fbox{\(6\sqrt{11}\)}
\end{align}である。
次に、三角錐 \({\rm TPQR}\) の体積が最大になるのは、平面 \(\alpha\) と点 \({\rm T}\) の距離 \({\rm TH}\) が最大になるときであって、それは点 \({\rm T}\) において球 \({\rm S}\) に接する平面 \(\beta\) が平面 \(\alpha\) と平行になることを意味する。このとき、直線 \({\rm TH}\) は平面 \(\beta\) と直交するので、球 \({\rm S}\) の中心を通り、点 \({\rm H}\) は \(\triangle{\rm PQR}\) の外心となる。
これより、\({\rm PH}\), \({\rm QH}\), \({\rm RH}\) は全て \(\triangle{\rm PQR}\) の外接円の半径であることから互いに等しく
\begin{align}
\fbox{\({\rm PH}={\rm QH}={\rm RH}\)}
\end{align}である。ここで、\(\triangle{\rm PQR}\) において、\({\rm PH}\) が概説園の半径であることに注意すれば、正弦定理より
\begin{align}
{\rm PH}=\frac{\rm QR}{2\sin\angle{\rm QPR}}=\frac{15}{\sqrt{11}}
\end{align}である。球 \(S\) の半径は \(5\) なので、\(\triangle{\rm SPH}\) において三平方の定理より $${\rm SH}=\sqrt{5^2-\frac{15^2}{11}}=\frac{5\sqrt{2}}{\sqrt{11}}$$ である。このとき、三角錐 \(\triangle{\rm TPQR}\) の体積は
\begin{align}
\triangle{\rm PQR}\times{\rm TH}\times\frac{1}{3}
&=6\sqrt{11}\times\left(5+\frac{5\sqrt{2}}{\sqrt{11}}\right)\times\frac{1}{3}\\
&=\fbox{\(10\left(\sqrt{11}+\sqrt{2}\right)\)}
\end{align}となる。
第2問(必答:30点)
[1] データの分析
(1)
全部で \(52\) 市あるので、第1四分位数は下位から \(13\) 番目の市と \(14\) 番目の市の平均であり、両市共に \(1800\) 以上 \(2200\) 未満の階級に含まれる。よって、第1四分位数は \(\fbox{1800 以上 2200 未満}\) である。
同様に、第3四分位数は上位から \(13\) 番目の市と \(14\) 番目の平均の市であって、両市共に \(3000\) 以上 \(3400\) 未満の階級に含まれる。よって、第3四分位数は \(\fbox{3000 以上 3400 未満}\) である。
四分位範囲は上記のふたつの四分位数の差で求まるので、
\begin{align}
3000-2200&=800,\\
3400-1800&=1600
\end{align}より \(\fbox{800 より大きく 1600 より小さい}\) ことがわかる。
(2)
(i)
- 地域Eは \(19\) 市あるので、第1四分位数は下位から \(5\) 番目であるが、箱ひげ図より \(2000\) を超えているので ⓪ は誤り。
- 箱ひげ図のひげの長さが異なるため ① 誤り。
- 箱ひげ図の箱の中央の線を見ると \(\fbox{ ② は正しい}\) 。
- 地域Eは \(19\) 市なので第3四分位数は下位から \(15\) 番目であって、\(2600\) 未満の市は \(14\) 市以下であることはわかる。一方、地域Wは \(33\) 市なので中央値は下位から \(17\) 番目であって、\(2600\) 未満の市は \(16\) 市以下であることはわかる。これだけで ③ が正しいとは言い切れない。
(ii)
データを分析する際の「分散」とは、偏差の \(2\) 乗の平均であるので \(\fbox{ ② が正しい}\) 。
(3)
対になっているのデータを分析する際の「相関係数」とは、共分散を各々の標準偏差で割った値である。よって、相関係数は
\begin{align}
\frac{124000}{590\times570}
&=\frac{1240}{59\times57}\\
&=\frac{1240}{3363}\\
&=0.368\cdots
\end{align}であるので \(\fbox{ ⑦ }\) である。
[2] 2次関数
(1)
放物線 \(C_1\) は、\(x=0,4\) のとき \(y=3\) となる。よって、\(y=ax(x-4)+3\) すなわち $$y=\fbox{\(ax^2-4ax+3\)}$$ と書ける。放物線 \(C_1\) は上に凸であって左右対称な曲線であるので、\(x=2\) を代入することで、プロ選手のシュートの高さは $$\fbox{\(-4a+3\)}$$ となる。
放物線 \(C_2\) の方程式は
$$y=p\left\{x-\left(2-\frac{1}{8p}\right)\right\}^2-\frac{(16p-1)^2}{64p}+2$$
であって、上に凸であることから \(p<0\) である。よって、放物線 \(C_2\) の頂点の \(x\) 座標はについて $$2-\frac{1}{8p}>2$$ が成り立つ。これより、\(\fbox{ ② }\) である。
(2)
点 \({\rm D}\) の座標は \(\displaystyle \left(\frac{19}{5}, 3+\frac{\sqrt{3}}{15}\right)\) であるので、方程式 \(y=ax(x-4)+3\) に代入すると
\begin{align}
3+\frac{\sqrt{3}}{15}&=a\times\frac{19}{5}\times\left(-\frac{1}{5}\right)+3\\
\frac{\sqrt{3}}{15}&=a\times\frac{19}{5}\times\left(-\frac{1}{5}\right)
\end{align}となるので \(\displaystyle a=-\frac{5\sqrt{3}}{57}\) より
$$y=\fbox{\(\displaystyle -\frac{5\sqrt{3}}{57}\)}\ (x^2-4x)+3$$
となる。
プロ選手のシュートの高さ \(-4a+3\) より
\begin{align}
\frac{20\sqrt{3}}{57}+3
&=\frac{20\times1.732\cdots}{57}+3\\
&=\frac{34.64\cdots}{57}+3\\
&=0.6077\cdots+3\\
&=3.6077\cdots
\end{align}
である。花子さんのシュートの高さは約 \(3.4\) で、プロ選手のシュートの高さは約 \(3.6\) である。よって、\(\fbox{プロ選手}\) の高さ方が約 \(0.2\) だけ、すなわち \(\fbox{ボール約 \(1\) 個分}\) 大きい。
第3問(選択:20点)場合の数と確率
(1)
- 球1は \(5\) 通り。
- 球2は球1と異なる \(4\) 通り。
- 球3は球2と異なる \(4\) 通り。
- 球4は球3と異なる \(4\) 通り。
よって、\(5\times4^3=\fbox{\(320\)}\) 通りである。
(2)
- 球1は \(5\) 通り。
- 球2は球1と異なる \(4\) 通り。
- 球3は球1と球2とも異なる \(3\) 通り。
よって、\(5\times4\times3=\fbox{\(60\)}\) 通りである。
(3)
紐で繋がっていない球が赤で塗られるときのみ考えれば良く、球は \({1,3}\), \({2,4}\) の \(2\) 通りの選び方がある。
残りの \(2\) 個の球は赤以外の \(4\) 色で独立に塗るため \(4\times4\) 通り。
よって、\(2\times4\times4=\fbox{\(32\)}\) 通りである。
(4)
球1に塗った色は他の球に塗ることができないので、球2から球6の \(5\) 個のうち \(3\) 個を赤に、\(2\) 個を青に塗ることになり、それは \({}_5{\rm C}_2=10\) 通り。
球1は、赤と青以外の \(3\) 色から \(1\) 色だけ選んで塗るので \(3\) 通り。
よって、\(10\times3=\fbox{\(30\)}\) 通りである。
(5)
球3と球4が一体化したものと解釈すれば良いので、\(3\) 個の球を輪っか状に繋げた \(\fbox{2}\) に一致する。
よって、(1)の図Bの場合の総数 \(320\) から (2)の図Cの場合の総数 \(60\) を除けば良いので、\(320-60=\fbox{\(260\)}\) 通りである。
(6)
(5)と同様に考える。
球4と球5を切り離したものと解釈すると、\(5\) 個の球を一列に繋げた場合の総数 \(5\times4^4=1280\) を得る。
球4と球5が一体化したものと解釈すると、\(4\) 個の球を輪っか状に繋げた (5)の図Dの場合の総数 \(260\) を得る。
よって、切り離した場合の総数 \(1280\) から一体化した場合の総数 \(260\) を除けば良いので、\(1280-260=\fbox{\(1020\)}\) 通りである。
第4問(選択:20点)整数の性質
(1)
\(110=2\times5\times11\) と素因数分解できて、素数 \(11\) は \(462\) を割り切るので \(\fbox{\(11\)}\) である。
また、\(462=2\times3\times7\times11\) である。\(110\) と \(462\) の最小公倍数を考えれば良いので、一辺の長さは、\(110\) にはあるが \(462\) にはない素因数を補って \(462\times5=\fbox{\(2310\)}\) となる。
縦に \(x\) 枚、横に \(y\) 枚だけ並べたとする。縦と横の長さの差の絶対値は、最大公約数で括ることで $$|110x-462y|=22|5x-21y|$$ と書ける。ここで、例えば \((x,y)=(4,1)\) とすると最小の \(\fbox{\(22\)}\) をとる。
縦の方が横より長いので、不定方程式 $$5x-21y=1$$ の正の整数の解を考えることになる。\(y\) が最小の解を見つければ良いので、例えば $$5x=21y+1=5\times4y+(y+1)$$ と変形することで \((y+1)\) が \(5\) の倍数である必要があることがわかる。実際、最小の正の \(5\) の倍数になる \(y+1=5\) を確認すると、$$(x,y)=(17,4)$$ であって、横の長さは \(462\times4=\fbox{\(1848\)}\) である。
(2)
縦の長さを比較すると \(110=2\times5\times11\) と \(154=2\times7\times11\) であるので、最小公倍数を考えることで、最小の縦の長さは \(154\times5=\fbox{\(770\)}\) であることがわかる。
横の長さを比較すると \(462=2\times3\times7\times11\) と \(363=3\times11^2\) であるので、最大公約数は \(3\times11=\fbox{\(33\)}\) である。
さらに、\(33=3\times11\) であって \(770=11\times70\) であるので、これらの最小公倍数は \(3\times11\times70=\fbox{\(2310\)}\) である。
赤と青の長方形を横にそれぞれ \(a\) 枚、\(b\) 枚だけ並べたとすると、一辺の長さは $$462a+363b=33(14a+11b)$$ である。これが \(2310\) の倍数となるので、正の整数 \(n\) を用いて \(2310n\) と書くと $$14a+11b=70n$$ を得る。
縦の長さは、正の \(770\) の倍数は全てとることができるので、横の長さが \(2310=770\times3\) の倍数になれば、新たに条件を課すことなく正方形が作れる。
ここで、\(11b\) は \(14\) の倍数である必要があるので、\(11\) と \(14\) が互いに素であることから最小の \(b=14\) を採用する。このとき、$$a+11=5n$$ であるので \((a+11)\) は \(5\) の倍数であり、最小の正の整数 \(a\) として \(a=4\) を採用する。これより、\(n=3\) であるので、一辺の長さは \(2310\times3=\fbox{\(6930\)}\) である。
第5問(選択:20点)図形の性質
(1)
示したいのは $$\angle{\rm OEH}=\fbox{\(90\)}\ {}^\circ$$ である。
ここで、\(\angle{\rm HCO}=\angle{\rm HGO}=90^\circ\) であるので、\(4\) 点 \({\rm C}, {\rm G}, {\rm H}, \fbox{\({\rm O}\)}\) は線分 \({\rm OH}\) を直径とする同一円周上に存在する。
よって、円に内接する四角形の対角を考えることで $$\angle{\rm CHG}+\angle{\rm COG}=180^\circ$$ であるので、\(\angle{\rm COG}\) の外角を考えることによって $$\angle{\rm CHG}=\fbox{\(\angle{\rm FOG}\)}$$ となる。
また、二等辺三角形 \({\rm ODG}\) の頂角に対して円周角の定理を考えることで $$\angle{\rm FOG}=\frac{1}{2}\angle{\rm DOG}=\fbox{\(\angle{\rm DEG}\)}$$ を得る。
よって、\(\angle{\rm CHG}=\angle{\rm CEG}\) であるので、円周角の定理の逆より \(4\) 点 \({\rm C}, {\rm G}, {\rm H}, \fbox{\({\rm E}\)}\) は同一円周上に存在する。この円は線分 \({\rm OH}\) を直径とする円であったので、\(\angle{\rm OEH}=90^\circ\) を得る。
(2)
(1)と同様に、\(4\) 点 \({\rm P}, {\rm S}, {\rm T}, {\rm O}\) は線分 \({\rm OT}\) を直径とする同一円周上に存在する。よって、\(\angle{\rm PTS}\) は \(\angle{\rm POS}\) の外角に等しく、二等辺三角形 \({\rm OQS}\) の頂角に対して円周角の定理を考えることで $$\angle{\rm PTS}=\fbox{\(\angle{\rm QRS}\)}$$ を得る。
よって、四角形の向かい合う角 \(\angle{\rm PRS}\) と \(\angle{\rm PTS}\) の和が \(180^\circ\) なので、\(5\) 点 \({\rm P}, {\rm R}, {\rm S}, {\rm T}, {\rm O}\) は同一円周上に存在する。この円は線分 \({\rm OT}\) を直径とする円であったので、与えられた \({\rm OT}=3\sqrt{6}\) より半径は \(\fbox{\(\displaystyle \frac{3\sqrt{6}}{2}\)}\) である。
また、\(\triangle{\rm ORT}\) において三平方の定理を考えることで $${\rm RT}=\sqrt{{\rm OT}^2-{\rm OR}^2}=\fbox{\(7\)}$$ を得る。
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